Tahitian Pearl
南太平洋の美しい海から
真珠スペシャリスト嶋直樹が選び抜いたタヒチアンパールをお届けします
日本からおよそ9,500km、南太平洋の真ん中には美しい島々が浮かぶフランス領ポリネシア・ソシエテ諸島。その中心に位置しているのが「タヒチ島」です。タヒチ島ではにぎやかな市街地から雄大な自然があふれる山岳・海まで様々な景色が見られます。
黒蝶真珠は別名タヒチアンパール(タヒチパール)と呼ばれます。その理由は世界で養殖されている黒蝶真珠の約95%がタヒチ産である事に由来します。他にも黒蝶真珠は養殖されていますが、それらをタヒチパールとは呼べません。
その他の黒蝶真珠の産地としてはクック諸島、ミクロネシア諸島、そして日本の奄美大島、タイやフィリピンなどで僅かに養殖されているのみです。
タヒチパール生産量が随一というだけでなく、品質も高く黒蝶真珠の代表的養殖地として世界中にその名を轟かせています。
黒蝶真珠の何よりの魅力は色です。しかも他の種類の真珠が照射や染色など人為的に染められたものであるのに対し、黒蝶真珠は全く手を加えていない自然の色というのも更にその価値を高めます。
驚かれるかも知れませんが、黒蝶真珠にはそのイメージとは真逆の白も存在します。
白やシルバー系など一部を除いてはほとんどがダーク系の色を基本としながら単純な色名では表現しきれません。
黒の中でもグリーンよりや、赤よりが存在し、孔雀の羽根に例えられるピーコックグリーン、鮮やかで明確な碧、ミステリアスなレデイッシュやパープル、そしてゴールドのミックスなど、知れば知るほどその種類の多さとそれぞれの持つ色の魅力に引き込まれます。
そしてその独特かつ多種多様な色に加えて、最上質な珠は干渉色というピンク、レッド、グリーンのオーラに包まれ、さらに複雑で芸術的とも言える光を放ちます。
しかもこの色は全て自然が生み出すものであり、美しい色のバリエーションと楽しさに関しては圧倒的な魅力に溢れていると言えます。
黒蝶真珠は白蝶真珠と並んで大きな珠がとれる真珠です。一般的には約8mmから18mmまで。それを更に超える珠も時々存在します。
その理由は真珠が採れる貝自体が大きい事、さらに一定の真珠層の厚さになるまでの長い養殖期間に耐えうる耐久性も持ち合わせています。
反面、真珠層が厚くなる分だけまん丸になる確率は低くなり多くの黒蝶真珠は歪なものや、バロック(変形)、ボタン、周囲にスジ模様のあるサークル珠などがほとんどです。
真珠層が厚い事は変形にもつながりますが、同時に巻の薄い真珠は輝かないので、変形の中で特にテリが良いものはちゃんと価値がある真珠と言えます。
ただ他の条件(テリ、マキ、キズ、カタチ等)が同じであれば丸いほど高価になります。
それだけまん丸は希少であるという事ですが、カタチはお求めになる方の好みや、作るアイテムにもよりますのでそれぞれの美しさと価格のバランスを考慮し、お客様のニーズに合わせてご提案をしています。
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