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J.C.BARでは厳選したガーネットのルースやジュエリーをご用意しています。
日本で1月の誕生石として親しまれているガーネットは、赤だけではなく、多彩な色彩と種類を持つ宝石です。古代から「豊穣」や「生命力」を象徴し、旅人の守護石としても親しまれてきました。その深い歴史と美しい色合いで、多くの人々を魅了しています。
ガーネットは和名で「柘榴石(ざくろいし)」と呼ばれます。その名の通り、柘榴の実のような深紅色や結晶の集合体を思わせる形状が特徴です。
その名前はラテン語の「granatus(種子)」に由来し、豊穣や命の象徴として多くの文化で大切にされてきました。
ガーネットの宝石言葉は「友愛」「忠実」「真実」。その深い色合いには、変わらない信念や愛情を象徴する力が込められています。また、古代では「エネルギーを高め、目標達成を助ける」とされ、特に旅人の守護石として信頼されていました。
ガーネットと言えば多くの方が想像されるのが赤色だと思います。上記でご紹介したように和名柘榴石が示すように結晶の成り立ちだけでなく赤色が一番その名にしっくりくるでしょう。
J.C.BARでも様々な赤色系ガーネットを取り扱っていますが、同じ赤と言ってもかなり範囲が広いものです。
最も一般的な赤色系ガーネットには以下の種類があります。
パイロープガーネット: マグネシウムを含む鮮やかな赤色。
アルマンディンガーネット: 鉄を含む深紅色で、落ち着いた印象。
ロードライトガーネット: パイロープとアルマンディンの成分を併せ持つ紫がかった赤色。
これらはカットや石のサイズによって印象が変わり、コレクターにも非常に人気があります。
色の範囲: 鮮やかな赤から紫がかった赤まで幅広い色調。
透明度: 高い透明度を持ち、石のサイズやカットによって異なる輝きを楽しめます。
希少性: ロードライトの紫みがかった色合いは特に人気が高いです。
マラヤガーネット は、赤系のパイロープガーネットとオレンジ系のスペサルティンガーネットに近い成分を持つ希少な種類です。市場では中間的な色調である赤橙色が特徴で、その独特の個性が愛好家に注目されています。
鉱物学的には上記の説明の通りなのですが、実際に目にするものはスペサルティンのようなオレンジの色味を感じさせるものはあまりなく、写真のような淡いパープルピンクという印象のものが流通しています。
かつては分類が難しいため市場で評価されにくい宝石でしたが、現在ではそのユニークな色合いが高く評価されています。
色の範囲: 赤橙色からピーチカラーに近い柔らかな色調。
透明度: 光を通しやすく、個性的な輝きを持ちます。
希少性: 流通量が少なく、特に中間色のガーネットは人気があります。
スペサルティンガーネットは、マンガンを含むことでオレンジ系の色を帯びます。特に濃い発色と高い透明度を持つものは「マンダリンガーネット」と呼ばれ、その鮮やかさで人々を魅了します。
色の範囲: 鮮やかなオレンジから赤橙色まで幅広い色調。
透明度: 高い透明度が特徴で、「マンダリンガーネット」として高く評価されるものもあります。
希少性: 特に濃いオレンジ色のものは希少価値が高いです。
グロッシュラーガーネット
濃い緑色から淡い緑色まであり、透明度が高いものはエメラルドにも匹敵する美しさを誇ります。
ツァボライトガーネットと呼ばれるものは、グロッシュラーガーネット (Grossular Garnet) の一種で、クロムやバナジウムによって美しい濃い緑色を特徴とする宝石です。その名は、ケニアとタンザニアにまたがる「ツァボ国立公園」にちなんで命名されました。
色の範囲: 濃い緑色から明るい黄緑色まで。
透明度: 高い透明度を持ち、特にエメラルドにも匹敵する濃い緑色は人気。
希少性: 鮮やかな緑色は希少です。
ダイヤモンドのような虹色の輝きが特徴で、最も希少なガーネットの一つとして知られています。ロシア・アフリカ・イランなどで産出し、馬の尻尾のような結晶であるホーステールインクルージョンを含むものは特に珍重される。
特徴
色の範囲: 鮮やかな緑色が主体。
透明度: 高い透明度で、虹色の輝きが特徴。
希少性:ガーネットの中で最も希少。
小粒の濃い緑色の結晶が特徴的で、他のガーネットにはない独特の輝きがあります。
色の範囲: 鮮やかな濃い緑色。
透明度: 小粒の結晶でカットには不向きですが、集合体として独特の輝きを放ちます。
希少性: 流通が非常に少なく、コレクターに人気です。
グロッシュラーガーネットに分類される種類で、黄色から黄緑色までの色調が特徴です。発見地である西アフリカのマリ共和国にちなみ、その名が付けられました。
色の範囲: 黄色から黄緑色までの色調を持ち、特に淡い黄色は軽やかで上品な印象を与えます。
透明度: 光を美しく通す高い透明度が特徴で、ジュエリーとしての輝きが非常に優れています。
分類: グロッシュラーガーネットの一種として知られます。
希少性: マリ共和国でのみ産出されるため、希少性が高く、愛好家に人気です。
光源によって色が変化するカラーチェンジガーネットは、特にコレクターに人気です。赤から青、または紫に変化するものがあり、特にマダガスカル産の「ベキリーブルーガーネット」は高く評価されています。カラーチェンジガーネットは、その変色効果と希少性から、ガーネットの中でも特別な存在です。成分の違いによる分類と産地特有の特徴を知ることで、より深くその魅力を理解できるでしょう。
色の範囲: 赤から青、紫へと変化するものが一般的です。
透明度: 高い透明度を持つものが多く、変色性がその美しさを引き立てます。
希少性: 特にマダガスカル産の「ベキリーブルーガーネット」は非常に希少で高い評価を得ています。
ここまでご紹介したガーネットの成分や色、主な産地などを一覧にまとめました。各ガーネットの 主成分 は、その発色と特徴を生む重要な要素です。
ガーネットはその多彩な色合いと宝石ことばを持つ宝石です。1月の誕生石としてだけでなく、愛情やエネルギーを象徴するパワーストーンとしても、多くの人々を魅了し続けています。ガーネットの輝きを日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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