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美しい色と輝きにこだわりコレクションしているJ.C.BARのアクアマリンのルースをご覧頂けます。ご来店前のチェックもこちらからどうぞ。
アクアマリンは3月の誕生石として親しまれる宝石。
爽やかに輝く淡い水色のアクアマリンは日常使いジュエリーとしても身につけやすく、年代を問わず幅広く支持されています。
また歴史的な発見や神話にも登場するアクアマリンは幸福や富の象徴というだけでなく、夫婦仲を良くさせてくれるなどのお守りとしての魅力も語り継がれている魅力溢れる宝石です。
ここでは1級ジュエリーコーディネーター嶋直樹がアクアマリンの魅力についてご紹介いたします。
アクアマリンの色はかなり薄い水色から、サンタマリアと呼ばれる濃い水色まで濃淡の差があります。
色は好みなのであまり濃すぎない色がお好きな方もいらっしゃいますが、色が薄いものより、濃いものの方が一般的には高く評価されます。
一見濃い色に見えても実は内包物によって暗く見えているという事もありますのでご用心。
J.C.BARでは出来るだけ色が濃く、尚且つ透明度の高いアクアマリンのみを取り扱っています。
3月の誕生石としてアクアマリンの中でも特に濃い色の美しさから高く評価されるのがサンタマリアアクアマリンです。
その名はブラジルの鉱山から名付けられ他のアクアマリンとは一線を画す濃い水色の美しさは特別なアクアマリンとして評価されました。
しかし、高品質なアクアマリンが産出したのはごく僅かな期間だけであっという間に枯渇してしまいました。
その後、新たにアフリカでもサンタマリアに近い品質が採れましたがそれも長くは続きませんでした。
それ以降サンタマリアに匹敵するほどの色濃いアクアマリンは産出しておらず、世界中の宝石コレクターの中でも特別なアクアマリンとして人気がある事から幻の宝石になりつつあります。
アクアマリンはその名の通り海の水を連想させる爽やかな水色の宝石ですが、その色は無色に近いほんのり色がついたものがほとんどで色が濃いと表現出来るようなアクアマリンは一般市場には流通していません。
そのためアクアマリンは色の薄い水色と認識されているお客様は多く、弊社がこだわるクラスの色の濃さのアクアマリンには大抵驚かれます。
その色の濃いアクアマリンの水色を更に凝縮したような美しさを持つのがサンタマリアアクアマリンです。
サンタマリアとしてご紹介するには、色が濃いことが絶対条件ですが、今回ご用意したサンタマリアは透明度もとても高いハイクラスな石です。
更にその色濃く、高い透明度のアクアマリンの魅力を引き立てるのがジェイシーバールならではのジャパンクオリティのカット研磨技術です。
宝石の中でも特に硬いアクアマリンに適切なカットを施す事は容易に出来ないため、これほど高精度で美しくカットが施されたアクアマリンは大変希少な存在です。
ジェイシーバールでは、サンタマリアならでは魅力である色の美しさを最大限引き立てる丁寧かつ正確なカットと研磨が施された特別なサンタマリアをご用意し、こだわりを持ってアクアマリンをお探しになる方に心からご満足頂けるよう努めております。
先にご紹介した通り、サンタマリアアクアマリンはブラジルの産地のこと指しましたが、サンタマリアの鑑別は産地艦別の事を指すものではなく色で評価されています。
こんなに爽やかな水色透明の宝石ですから、この石が水に例えられたのもよくわかります。アクアは水、マリンは海。ギリシャやローマの神話では「海の精の宝物が浜辺に打ち上げられた」「海の神ネプチューンが最初に見つけた」など海に関連付けた物語があり、海難防止や豊漁のお守りとも言われています。
宝石言葉としては、『幸運や富の象徴』と言われています。豊かに湧き出す水が人々に幸せをもたらすように、アクアマリンはハッピーなイメージに溢れているのです。
またアクアマリンの水色は心に落ち着きを与え、平和な気持ちに導く事から、幸せな結婚や夫婦の仲を良くさせると言われるのもうなずけます。実際に、アクアマリンを婚約指輪にしたいというご相談が時々ありますが、この効果を知っての事ではない事がほとんどなのでお客様の方が驚かれます。そんな時、アクアマリンがやはりそういった効果をもたらしたのかもと盛り上がるのです。
更に、幸福感溢れるアクアマリンのイメージは家族や夫婦、友人など対人関係に潤いをもたらすとも伝えられ、人生で最も大きな幸せを感じる結婚や出産のお祝いとしてアクアマリンを贈られると、幸せになれるという言い伝えもあるほどです。ご家族への贈り物に迷ったら是非アクアマリンを選んではいかがでしょうか。
5月の誕生石として知られるエメラルドと同じくベリルグループであるアクアマリンの結晶系は六方晶系。
簡単に言うと柱(六角柱)のようなカタチです。色の項目でもご紹介した通り、鉄によって水色になったものがアクアマリン、クロムによってグリーンになったものがエメラルドで、アクアマリンはエメラルドと比較するとより大きく透明度が高いものが産出します。
他にもピンクのモルガナイトや、黄色系のイエローベリル、ゴールデンベリル、無色のゴシェナイトまでベリルグループには様々な色があります。
同じ鉱物でありながら、別の宝石として表現されるルビーとサファイアのコランダムグループ同様、奥深い魅力で私たち宝石ファンを楽しませてくれます。
そして今回ご紹介するアクアマリンを含め、エメラルド、ルビー、サファイアの4種の宝石はどれも古くから知られている宝石であり、全て誕生石として選ばれていることから、いかに価値のある宝石として扱われてきたかを表しています。
結晶系は同じですが、多くのエメラルドがその名の取ってエメラルドカットにされる事に対し、アクアマリンはエメラルドのような四角いカットもありますが、オ―バルやラウンドなど様々なカットの石が流通しています。
どのカタチが良いという事もなく、カットやカタチによって色の濃さも異なって見えるのでお好みによって選び、カタチの違いを楽しんで下さい。
見る角度によって無色や水色に見える2色性があるとも言われていますが、一般的な宝石としてはそれ程意識する必要はありません。
古代エジプトの王家の墓からアクアマリンを使った数珠が発見されたことから、紀元前から王家や権力者の装飾品として用いられたことが証明されています。
中でも、ロシアにはロマノフ王朝をはじめ様々な財宝が残されており、特に最強の女帝と呼ばれるエカテリーナ2世は、世界有数の宝石収集家でありアクアマリンを熱烈に愛した事で知られています。
また、英国ではエリザベス女王が戴冠した際にブラジルから贈られたネックレスとイヤリングは大変有名で、その後それらに合わせて製作されたティアラには圧巻の大きさと美しさを誇るアクアマリンがあしらわれています。
アクアマリンは他の宝石に比較すると大きな結晶が採れやすいため、迫力のあるネックレスやティアラが目に出来るのも魅力です。
こうして多くの女王に愛されたアクアマリンですが、夜の明かりがろうそくの光しかなかった時代、仄暗い中でも美しく輝いていたことからアクアマリンは夜の宝石の女王と呼ばれてきました。
女王に愛される夜の宝石の女王アクアマリン。その響きだけでもとてもロマンを感じます。
鉱物としてのアクアマリンは世界中様々な国で産出する宝石ですが宝石品質、つまり美しさを基本として考えた時に一般的に挙げられるのが、ブラジル、そしてモザンビークやナイジェリアなどアフリカの各地、更に中東パキスタンなどです。
更にアメリカ・コロラド州においてアクアマリンは1971年に州の宝石として指定され、他にもロシア、中国、ミャンマーなど宝石が採れる代表的な国々で産出しています。
このようにお話すると、さほど珍しくないような印象を与えてしまいますが、私たちがこだわるような美しいアクアマリンは極僅かしか存在せず、特に高品質なものは年々減少の一途を辿っています。
実際に色濃く美しい石として有名なサンタマリアと呼ばれるアクアマリンが採れていたブラジルの鉱山は数年であっという間に枯渇し、サンタマリアに因みサンタマリアアフリカーナと呼ばれたアフリカ・モザンビークの色の濃いアクアマリンも世界を満足させる程の量が産出する前に採れなくなってしまいました。
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