宝石珊瑚のリフォームについて

日本人に馴染み深い宝石

サンゴのジュエリーのリフォームのご相談対象としては、ネックレスやリングをはじめ様々なジュエリーをお持込み頂きます。

中には一つではなく複数の珊瑚ジュエリーをお持ちの方もいらっしゃり、いかに珊瑚が日本でポピュラーな宝石であるかを実感します。

カタチ的には少し長めのオーバルカボションカット（楕円のドーム型）やボール型、それとネックレスが比較的多いようです。

リフォーム前は当然古めかしく感じるものなのですが、私たちは数々の珊瑚のジュエリーが素晴らしい作品に生まれ変わった姿を沢山見ているのであまり心配はしません。

それぞれの珊瑚の色やカタチ、カット等それぞれにあったリフォームのスタイルがありますのでそれをご紹介しカタチにしていきます。

具体的には以下のようなことがご提案出来ます。 

• ペンダントをリングに作り変える。

• リングをペンダントに作り変える。

• ペンダントブローチに作り変える。

• 帯留めをペンダントに作り変える。

• 複数のジュエリーを一つのジュエリーに作り変える。

• 珊瑚のネックレスをばらして現代風に組み変える。

   

勿論、それ以外のリフォームのご相談もありますが、概ねこんなとこです。

つまりどんな珊瑚ジュエリーも生まれ変わる可能性は秘めています。

私たちも新たにリフォームが完成するごとに、その変わり身に感動するほどなので、珊瑚のリフォームは是非おすすめです。

リカット/リポリッシュでさらに美しく

珊瑚は大変柔らかい宝石のため、表面にダメージを受けていることは珍しくありません。多くは小傷が付いていたり、欠けていたりします。

しかし、柔らかいという事はカット研磨がしやすいという事の裏返しでもあるので、そういったダメージのある珊瑚をお持込み頂いた際はその特徴をお客様にお伝えし、リポリッシュ出来る時はおすすめします。

磨き直しは表面の光沢が蘇るだけでなく、多くの場合は色も少し濃くなって見える効果が得られます。

実際の宝石の色が変わるわけではないのですが、元々の珊瑚が良質な物であればあるほどこの効果は表れ、リフォーム後の満足度も高まります。

複数のお持込みをひとつの作品に

ジュエリーファンはひとつで満足するということがあまりないので、リフォームの際に主となるジュエリーの他にいくつかのペンダントやリングをお持込みになることはよくあります。

それは珊瑚とダイヤモンドであったり、複数の珊瑚だったり、珊瑚とパールだったりと様々です。

こうしていくつかの素材を組み合わせるリフォームは想像以上に素敵な作品に生まれ変わることが多く、お客様も驚かれます。

リフォームをきっかけに断捨離したいという方も多いものです。

そんな時、私たちはただ整理するということだけでなく、価値を見直し、下取りできるものは下取りすることで、加工費用を軽減しながら未来へつなぐことが出来る素材を見極めてご提案します。

そういった事が出来るのも私たちがオーダーメイドが出来る宝飾専門店だからです。

少し長くなってしまいましたが、今回はジュエリーリフォームについてご紹介いたしました。

複数のお持ち込みの珊瑚を使ってリフォームした作品